ある会社のお話
皆さん
ちょっと想像してみてください。
あなたはとある会社に勤めるサラリーマンです。
職種は…そうですね法人営業にしましょうか。
退職した前任者からクライアントを受け継ぎ、売上予算を達成しょうと努力していますが、なかなか芳しくない状況が続いています。
理由としてはクライアントの予算縮小もありますが、プレゼンで他社に案件をとられることもしばしば。
このままではイカンと自分なりに提案内容の改善やクライアントとのコミュニケーション不足を補おうとしていますが、今のところ結果に結びついていない状況です。
正直つらいなあと思いつつも朝は来るわけで、毎日出社しなければなりません。
そんなある朝、出社して挨拶をしたら
「お前そんな成績で良く出社できるなあ」
「ほんとつかえねーな」
「お前からはやる気のかけらも見えねーんだよ」
「給料泥棒」
と同僚から罵倒されました。
こんなときにあなたはどう思いますか?
「成績が出ないんだから当然だ」
「歯を食いしばって我慢するしかない」
でしょうか?
それとも
「仕事内容について罵倒されるのは仕方ないよ」
「でも朝の挨拶していきなり罵倒されるなんてあんまりだ」
でしょうか?
あくまで個人的な意見ですが、仕事の出来ない「エージェント」に対して「クライアント」が批判するのは当然です。「クライアント」は投資する側であり、利益を求めてしかるべきです。
しかし「同じ社内の仲間」が罵倒するのは健全とは言えないと思います。なぜならその人物が予算目標達成しないと全体の売上は伸びないんですから。まあ自分が頑張って2倍の予算達成できるような人は別ですよ。
同じメンバー内での罵倒は単なるストレス解消でしかないと思います。そのエネルギーを出来ないメンバーへの改善に回すほうがよっぽど健全だと思うんですよね。
※いつまでたっても成長しないんだから指摘は必要。
それはその通りです。しかし部下でも無いメンバーの配置転換をする権限は同僚にはありません。どうしても配置転換を望むならメンバーでなく上司に言ってしかるべきです。
甘い考えなのは100も承知。
ですがせめて試合前に罵倒するのはやめてほしいです。
選手や監督を「クライアント」ではなく「仲間」と思っているなら。